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書ART実験室

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申年はやっぱり、雁塔聖教序!!

来たる申年に備えて、褚遂良(ちょ・すいりょう)の

「雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうじょ)」を臨書しています。

しかも、細字で!!


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紙に罫線が入っていますが、百円均一店に売られている写経用紙を使っているからです。

しばらく、微妙な筆圧の加減に苦戦・・・何か所も細かいミスが(笑)

ついには一文字飛ばし書きしてしまい、集中力が切れてしまって中断しました。



さて、この「雁塔聖教序」がどうして、申年と関係あるのか?

申年といえば猿ですよね。そして、有名な猿のキャラクターといえば・・・孫悟空!!

年賀状のデザインでも、干支の置物でも、巷では孫悟空があふれていますよね。

さて、その孫悟空が登場する物語「西遊記」で重要なのが三蔵法師です。


この雁塔聖教序が生まれた時代は「唐」の頃ですが・・・


実は・・・・


この「雁塔聖教序」に書かれているのは、あの「三蔵法師」のモデルである

僧「玄奘(げんじょう)」がインドから持ち帰った経典を漢語に訳した文章の序文なのです!

この雁塔聖教序は、初唐の三大家に数えられる褚遂良の名作であり、書の重要な古典の一つです。

特に文章については、書家によって語られることは多くありませんが・・・

僕などは、歴史的背景に触れてみたりすると、どうも西遊記を連想してしまいます(笑)



だから、何となく申年は「雁塔聖教序」の臨書だね・・・と思う訳です。



当初、雁塔聖教序の由来を詳細にお伝えしようとしたのですが、「引用」やら「要約」と

著作権上の手続きが難しかったので、ここでは割愛させていただきます。

一度、UPしてみたのだけれど・・・後で間違いに気が付いて修正しています。

もう少し、勉強しないと駄目みたいです。

時間によっては見苦しい体裁の記事だったのですが、その際に訪れた方にはごめんなさい。



ここで、少し話題を変えましょう!

古典を学習していると、ときどき発見があります。


この下の画像は雁塔聖教序から集字(古典や字典から文字を抜き出して集めること)

したものなのですが・・・

e0340014_01022029.jpg

赤い矢印で示す部分を注目してみて下さい。

少しだけ違和感を感じますよね。

「そこを、ハネるの!?」

という風に。

よく書では、一画一画が筆脈(ひつみゃく)という、見えない線で繋がっているように

書くことが良いとされています。

それが、目に見える形で少し表れている例・・・だと、僕は解釈しています。




普段において書く場合と違い、違和感がある為なのか・・・

古典通りに、ここをハネるのは勇気が入ります!

実際に今回の細字臨書ではハネれませんでした(笑)

古典の書き方と、現代の書き方との違いを発見して楽しむのも、古典臨書の醍醐味です。

古典の方が見慣れないから、時には斬新に見えることだってあります。

次はハネをしっかりやるぞ!





今回は雁塔聖教序について発信しました!

書に興味がある人は調べたり、臨書してみてくださいね。

申年だと、話題作りにもなると思いますよ。

拙い文章ですが、読んでくれた人がいたなら感謝感激です。

貴重な時間をありがとう!




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by sho-doit | 2015-12-18 14:30 | クラシック書ART | Comments(2)
Commented by narinya at 2015-12-22 20:22
こんばんは〜。
なんと!細字で臨書とはすごい〜。
今日、少し離れたところに住んでいる書道のお友達とお勉強会をしたんです。
まぁ、会ってランチしてこの間の書道の話をそれぞれして余った時間でそれぞれ臨書したり、取り組んでいる作品の試作したり。
そんな感じでのらりくらりなのですが、それでも楽しいんですよね。
ショッピングなんて行くよりもずっと楽しい^^
で、話は臨書に戻りますが、私は篆書の臨書をしてます。
でもこんな風にちゃんと分析もしてないし、疑問点にも向き合っていない私の姿勢にちょっと反省・・・。
また次回のお勉強会まで少し一人で頑張ってみます。
こうしてコツコツ練習されている方がいるのを知ると励みになります!
Commented by sho-doit at 2015-12-23 01:14
> narinyaさん
narinyaさん、こんばんは!コメントありがとうございました!
実はこの細字の臨書、思いつきでやってみたことなんですよ。
本当は写経をしようと思ったのですが、写経用紙を見ていたら試したくなってしまった(笑)
細字の臨書は、お手本の法帖と自分の目の距離が近いので、大字で書いたときに見逃すような部分にも気が付くことが多くて勉強になります。書道仲間と勉強会とは楽しそう~!
篆書の臨書ですか?日々の鍛錬を続けておられるようで、僕の方こそ頭が下がります。
篆刻をされる方は篆書の臨書も抜かりなし・・・僕も石鼓文を時々は臨書しないと(^^;)
先生をされている方から「励みになります!」だなんて・・・こちらこそ励まされました!
僕もnarinyaさんを見習って頑張りたいです
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