張遷碑の臨書#2

5月18日の記事の続きです。

まだまだ臨書作品としては練習不足の気がしますが、練習の成果です。



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半切2分の1サイズに臨書し、落款印を捺してあります。

臨書態度としては、手本である張遷碑の字形を忠実に臨書するように努めました。(形を追う臨書態度を、形臨という)

5月18日の記事では、この張遷碑を「牧歌的」と僕は表現しました。
振り返ってみると、それでは少し甘い表現だったかもしれません。

張遷碑は確かに素朴な風貌をした字形です。
縦画も横画も、愚直なまでに真っ直ぐ書かれ、反らせたり、太さを変えるとか(抑揚)の装飾的な工夫が少ない古典だと思います。
そして、一画一画どれもガッシリと組み合わさって揺るぎない安定感があります。
それも、とても力強い安定感。

建築物で言えば、無骨でガッシリした日本の戦国時代にあるようなお城です。
今となっては、張遷碑を見ているとお城の石垣が思い浮かびます(笑)
一見して、無造作に積み上げられたあの石垣・・・けれど崩れたりなんてしない。
ガッシリと組み合わさって、今日まで残る石垣・・・張遷碑は、そんなイメージです。

それらの特徴に気が付いたら、「牧歌的」ではなくて「武家的」という表現がピッタリかもしれないと思いました。

今回の臨書で、上記のような雰囲気を出せたかと言うと・・・すこし線質が弱かったかもしれません。
あと、もう一歩ぐらい進んだ表現ができたら良い作品になったかもしれませんね!

とりあえず、張遷碑は一旦この辺にして・・・次の古典へ進もうと思います。

まだまだ、勉強しないといけない古典が山積みだぁ(笑)


読んでくれた人がいたなら、ありがとう!


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by sho-doit | 2015-06-24 17:33 | 伝統的書道の作品 | Comments(0)

りそや しょう です!「カワイイ書道ってなんだ?」をメインテーマに、みちのく秋田県からイマドキ系書道アートを発信中です!


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